Avid MediaComposer8.4 リリース

MediaComposer8.4がリリースされて、3週間ほど経つでしょうか。

今更ですが…

新機能がMotionWorks.jpのページに詳しく掲載されています。

いつも助かります。

http://motionworks.jp/blog/9561

やはり今回のアップデートの目玉は“XAVC-IとProResのネイティブサポート”と“QuickTimeラッパーのDNxHRでアルファをサポート”ではないでしょうか。

“XAVC-Iのネイティブサポート”によりレンダリングファイルをXAVC-I MXFに選択することができるので、XAVCへのエクスポートが早くなるのはずです。

SSS

長尺のXAVCデータを持ち合わせていないので、検証はできていませんのであしからず。

“DNxHRでアルファをサポート”をしたのも、ようやくかと言った感じではありますがうれしい限りです。過去の記事で触れたファストインポートも出来ます。

 

個人的にかゆいところに手が届く機能として“タイムライン内のテキストを検索”がタイムラインの下に付いたのはかなり喜んでおります。

Avid基礎その25 AAF書き出し

オフライン編集が終わるとMA作業の為に音声データを書き出す必要があります。

MAへの受け渡しをするデータですが、AvidではAAFというデータを書き出してMAに渡します。

編集が完了したシーケンスがロードされている状態で、ファイルメニュー→エクスポートを選択してAAFを書き出す設定にします。

エクスポートのOptionボタンを押してAAFの設定にします。プリセットとして保存できるので一度設定したらプリセットとして保存し、毎回使う事で間違い防止にもつながります。

AAFの書き出し設定は以下のように設定します。

前後のりしろは必要だと思う分だけ付けておきましょう。この設定では1つの音声クリップに対して前後2秒ののりしろがつく設定にしています。

マークを使用はインアウト点を使用の意味で、アクティブトラックを使用はトラックがアクティブなものだけを書き出すので、シーケンス全体を書き出ししたい場合はチェックを外しても良いと思います。

AAF編集プロトコルはAAFの仕様で2GBまでしか書き出せないものを、チェックを入れる事で2GBを超えるAAFを書き出すことができますが、AAF編集プロトコルをオンにした場合、稀に書き出したAAFが読み込めなかったと言われることがあるようなので、2GBいかない場合はチェックを外しておく事をオススメします。

SS_AAF01

MAに渡す場合は“メディアをコンソリデート”“AAFに埋め込む”を選択する事で、書き出すファイルを1つにすることができます。渡された方もわかりやすいはずです。

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Avid基礎その24 MediaComposer8.3でEDLを書き出す

MediaComposer8.3からEDLの書き出し方が変更されて変更されています。

MediaComposer8.2まではAvid EDL Managerという独立したアプリケーションからEDLの書き出しを行っていたのですが、MediaComposer8.3から直接書き出す仕様になっています。

Editing Support Boxに細かい詳細が掲載されてるのでリンクを貼っておきます。

Avid基本その0 補足 Avid MediaFilesの管理方法

Avid基本その0 Avidのプロジェクトファイルとメディアファイルの管理で触れましたが

Avid MediaComposerで取り込まれた素材は全て、HDD直下のAvid MediaFiles/MXF/1にメディアが格納されていきます。

ここで1のフォルダの後ろに文字を追加してみます。この状態でメディアを取り込むと再度1のフォルダを生成します。

これを利用したのが下図のような管理方法です。

SS_AM

プロジェクト毎に1フォルダに名前を付けて管理をします。

これで簡単にメディアを管理し、あるプロジェクトのメディアだけコピーをする事も見ただけでコピーできるはずです。

1つのフォルダに全部まとめてしまうと膨大なファイルサイズになるのでプロジェクト毎の管理をお勧めします。

 

Avid基礎その23 オーディオトラックの調整

まずはツールメニューからオーディオツールを表示することにより、音声トラックがどのように出力されているのかを確認します。

SS_AU01

PHと書かれたピークホールドメニューをクリックして出力設定を見ると、ステレオ出力になっていると思います。

2ch以上のアウトプットができるI/Oボックス等がある環境の場合は2ch以上の出力設定を選択する事が可能です。

SS_AU02

 

音声レベルの調整方法も他の機能と同様、複数あります。

  1. シーケンスのクリップを直接調整するクリップゲイン
  2. シーケンスのクリップにキーフレームを打って調整するボリューム
  3. オーディオミキサーツールを使ったレベル調整

この3パターンが考えられます。

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Avid基礎その22 モーションエフェクトで速度調整

編集しているとスローや早送りをしたいところが確実に出てくると思います。

Avid MeidaComposerでは複数の方法があり、自分にあった好きな方法を選んでください。

  • ソースモニターに読み込まれている素材でスローや早送りをつくる
  • タイムライン上のクリップにエフェクトパレットのタイムワープエフェクトをかけてスローや早送りをつくる

ソースモニターに読み込まれている素材からモーションエフェクトを作るとモーションエフェクトクリップを生成します。

結論から言いますとソースモニターの素材からモーションエフェクトを作ることは直感的でないので使いづらいのではないかと思います。

モーションエフェクトクリップがビンの中にたくさんあると結構邪魔になります。

唯一フイットという機能があるのですがこれはかなり使います。むしろこの機能は強力です。あとで説明します。

ソースモニターを使ってモーションエフェクトを作成したい人はソースモニターでインアウト指定してモーションエフェクトエディタを選択してバリアブルスピード調整して作成を押す事によってモーションクリップを作成します。

SS_MFX01

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Avid Japan Video BlogにDNxIOの詳細が掲載されてます。

4K I/OとしてAvidから発表されたDNxIOの詳細がAvid Japan Video Blogに掲載されています。

BlackagicDesignとのパートナーシップによるものでUltraStudio 4K ExtremeのAvid版ですね。

DaVinci ResolveやPremiereやFinalCutでも使えるI/Oと書いてますがUltraStudio 4K Extremeとの差別化はどこでするのかが謎です。

UltraStudio 4K Extremeが¥365,800ですから、DNxIOの価格が気になるところです。UltraStudio 4K Extremeと同じくらいの価格ならMojoDXよりも安いのです。

発売が2015年第3四半期(7月~9月)との事なので今から楽しみですね。

Avid MediaComposerからQuickTime書き出しの選択肢

今の映像業界的に「映像をQuickTimeで書き出して」と言うと、「じゃあProResで」と高確率で言われる気がする。

ProResは確かにMacをお使いであれば何も手を加えるとこなくMacにインストールされているQuickTimePlayerで再生できるとても便利なコーデックで私も使ってます。しかし問題が一つ。

Windows環境ではProRes書き出しができません。正確に言うとAppleとライセンス契約をしているソフトウェアはWindowsでもProRes書き出しができますが年単位で使用料を取られたりソフト自体が高額だったりするので個人ユーザーレベルで考えると現実的ではありません。

と言う訳でMac版のAvid MediaComposerはProResコーデックを使ってのQuickTimeを書き出せるアドバンテージがあります。

ではWindows版のAvid MediaComposerは何のコーデックで書き出せば良いのかとなります。

ProResのビットレートに似たもので考えられるコーデックをあげると

あたりかと思います。アニメーションコーデックもQuickTimeに元々入っている使い易いコーデックではありますがビットレートが高く、出来上がったファイルサイズを見るとびっくりします。

上記のコーデックで書き出した場合は、書き出したコーデックが再生するPCに入っていないと再生できないのが悩みの種です。

ファイルを渡す場合は、コーデックが入っているのを確認してから書き出しをする事をオススメします。

どうしても確認をとれない場合はアルファチャンネルの事も考えるとアニメーションで書き出すしかないかもしれません。

 

 

MediaComposerオフラインデータをオンラインMediaComposerへ受け渡しの注意

オフライン編集が終わってポスプロでオンライン作業をする場合、オンラインのマシンがAvid MediaComposerであれば外付けHDDにAvid ProjectとAvid MediaFilesを入れておけば、そのままポスプロにHDDを渡すだけで即オンライン作業にとりかることができますが、オンラインで使うMediaComposerがWindows版かMac版を確認しましょう。外付けHDDのフォーマット次第では読み込みできない場合があります。

外付けHDDがMacフォーマットのHFS+になっているとWindowsでは読み込みができません。

  • Windowsフォーマット『NTFS』→○Windows/Mac ○読み込み ×書き込み
  • Macフォーマット   『HFS+』→×Windows/○ Mac
  • Win/Mac両対応     『exFAT』→○ Windows/○ Mac

上記の通り、唯一読み込みすらできないケースがMac版MediaComposerでHFS+フォーマットのHDDでオフラインし、Win版MediaComposerでオンラインとなると読み込み不可です。

逆の場合はなんとか読み込みはできるので書き込み(レンダリングファイルやグラフィックデータ等)は別のHDDに指定することで作業を進める事ができます。

Windowsユーティリティーソフトのe-frontier社MacDriveが導入されている場合はWindowsでもHFS+,HFSの読み込みが可能になるので問題なく作業ができます。しかし、そんなポスプロはなかなかないので事前に確認しましょう。

MacにもParagon NTFS for Mac OSといった、NTFSフォーマットに書き込みが出来るようにするユーティリティーソフトがあったりしますがこちらも導入している可能性は低そうです。。

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